キャバ嬢だった時

021611

私は大学生の頃キャバ嬢をしていました。理由はまず、当時付き合っていた彼氏が引っ越してしまい何となく自然消滅をしてフリーだったこと。そして一番でかい理由はお父さんの仕事が代わって収入が減って、私がある程度自分で生活費を作らなくちゃいけなくなったこと。大学生でてっとり早く稼げるとしたらやっぱり夜のお仕事でそれでセックスは無いところ…と思ったらキャバ嬢に落ち着きました。周りにはバーで働き始めたと嘘をつきました。元々クラブに行ったりするのが好きだったのでキャバの衣装には抵抗ありませんでした。むしろ今まで着たことない色を着たりびっくりするほど高いハイヒールを履けることが正直楽しかったです。
でもいざ勤務が始まると思った以上に大変でした。やっぱり女の子同士で仕事しているので何となく派閥があるし体重の増減が厳しくチェックされたり、面倒くさいことだらけでした。
加えてお客様もほとんどのお客様は節度があって話していると楽しいことがほとんどですが、一日一組ぐらいはキャバ嬢は他の風俗と同じようにすぐやれると思っていたり、自分で来店しているくせに嬢に対して説教してくる場違いな方がいました。そういう時は疲れるし心底仕事が嫌になりました。
そんな時に現れたのは出張で私たちのお店がある場所に来ていた方でした。彼と彼が務める会社の同僚や上司の方が来たのですが私が接客した方はとにかく私に対して普通に接してくれたんです。きゃば嬢はサービス業だし、お客様との距離をわきまえなくちゃいけなこともわかります。でもその人はまるで友達に紹介された女の子に話しかけるように話しかけてくれて、初めてお店でたくさん笑ってたくさん本音を言いました。
お店で働いていたからこそ普通の女の子扱いをしてもらえることが本当にうれしかったんです。
それと同時にお店に料金を払ってもらうことが今までで一番嫌でした。
結局卒業してキャバをやめてもその人とは連絡も取っています。私の一方通行でも彼のことが好きです。
キャバ嬢の子はどうしてもなりたくてキャバをしている子はあんまりいません。
言い方はあれですがキャバの子と本気の恋愛がしたいならまずは人間扱いをすればいいんじゃないでしょうか。
日頃サービスをする側でこちらは感覚がマヒしてしまいます。
だからこそ普通にみてくれる方はとても大事だし特別になるからです。

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